SVA「絵本を届ける運動」ボランティア
〜平成18年春彼岸会〜
仏教国カンボジア/ラオスの子供たちに安らぎを与える絵本を届けようという運動
日本語の名作絵本に現地の訳文シールを切り抜き貼り付ける作業のボランティア
春彼岸会のお参りに来られたお檀家の皆様にお力添えいただきました。
おじいちゃま・おばあちゃまからお孫さんまで
幅広い世代の皆様にお手伝いいただき、30冊の絵本が完成しました。



現地訳語シールの切り抜き作業
まずは、ハサミを使って現地の訳語が印刷されたシールを切り抜いていきます
今回はカンボジアへ送る絵本でしたので、クメール語が印刷されています
初めて見る文字に参加者の皆さんは一様に驚きの声



日本語の絵本にシールを貼り付ける
次に、切り抜いた訳語シールを指示されたページに貼り付けて・・・
「えっと…どっちが上だっけ?」
切り抜き方に工夫が施されているので、上下貼り間違いの心配はありません



大人も子供も一緒になって・・・
1,2ページ作業を進めると、皆様コツをつかめた様子
「意外に簡単ですね」
作業のペースも上がります


クメール語で名前を書こう!
本の最後に名前の記入欄があります
50音表とニラメッコしながら、クメール後でご自分の名前を書いていただきました
この本が現地に届き、子供たちが読み終えたとき
「あっ!○○さんが作ってくれたんだ」
目に見えない心の交流が生まれることでしょう




絵本が完成しました!!
作っていただいた絵本を手に記念撮影
御協力いただいた皆様ありがとうございました
一見面倒な作業のように見えますが、いざはじめてみるととても簡単!
自分が作った絵本が、難民キャンプの子供たちに喜びを与えられると思うと
とっても穏やかな気持ちになれます
「俺が!ワタシが!」とギスギスした心よりも、
「分かち合おう!」という優しい気持ち大切にしていきたいですね
また近いうちに「絵本を届ける運動」の場をお寺で設けたいと思います
その節はよろしくお願いいたします